忘備録

日々の調べ物をまとめる。アウトプットする。基本自分用。

Railsのローカルインストール

Rails5がリリースされたので、ちょこっと試してみたい。

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でも、普段は4.x系なので、グローバル環境とは別にRailsをインストールしたい。

その方法を調べたのでまとめ。

0. 環境

1. ローカルインストールためのディレクトリを適当に掘る

$ mkdir v5
$ cd v5

2. Gemfileを作成

Gemfile

source "http://rubygems.org"
gem "rails" # 今回は最新5.0を入れたいのでバージョン指定なし

3. rbenv-binstubs をインストール

rbenv-binstubs

ひたすらbundle execを打ち込む苦行(?)から解放されるというナイスなプラグイン

$ git clone https://github.com/ianheggie/rbenv-binstubs.git "$(rbenv root)/plugins/rbenv-binstubs"

4. Rails インストール

$ bundle install --path vendor/bundle

--path vendor/bundle が肝で、このオプションによりローカルのvendor/bundle ディレクトリにインストールする。

5. プロジェクト作成

--skip-bundleを忘れるとbundle installが走って悲しいことになるので注意

$ bundle exec rails new example --skip-bundle

--skip-bundleはお忘れなく(大事なことなのでry)

6. Railsコンポーネントのインストール

プロジェクトのディレクトリに移動し、bundle installするが、その際、手順3でインストールしたrbenv-binstubsを利用するために --binstubs=vendor/binを追加する。

これにより、railsコマンドやrakeコマンドを叩く度にいちいちbundle execをつけなくて済むようになる。

$ cd example
$ bundle install --path vendor/bundle --binstubs=vendor/bin

7. 確認

$ rails -v
Rails 5.0.0

これにてDONE

参考

Rails開発環境の構築(複数バージョン共存可能)(Homebrew編) - Qiita

bundle exec はもういやだ - Qiita