Oracle11g DBA データベースの構造
データベースを構成するファイル群について
1.データファイル
表やインデックスのデータが格納される。
表領域と呼ばれる論理構造に1つ以上のデータファイルが格納される。
表領域について
表領域のコンポーネント
- 表領域
- セグメント
- エクステント
- データブロック
事前構成済みの表領域
SYSTEM
データベースの管理情報を含むデータディクショナリを保持する。
名前はSYSTEMで固定。TEMP
ソートなどSQLの処理中に生成された一時データを保持する。
名前は任意だが、1つのDBに最低1つは必要。UNDOTBS
UNDOデータの保持に利用される。
名前は任意だが、1つのDBに最低1つは必要。USERS
ユーザが作成するオブジェクトを格納するための表領域。
事前構成済データベースでは、USERS表領域がユーザのデフォルト表領域に指定される。EXAMPLE
サンプルスキーマのデータが格納される。
データベース作成時に、サンプルスキーマを作成する設定にすると作成される。
2.制御ファイル
データベースファイル群などのパス名など以下の情報が格納される
- データベース名
- 対応するデータファイルとREDOログファイルの名前と位置
- データベース作成のタイムスタンプ
- 現行のログ順序番号
- チェックポイント情報
3.REDOログファイル
トランザクションなどのデータに対して行われた変更情報が格納される。